少なくない影響を及ぼしてる気がします。
1980年9月20日に初回放送された、かなり毛色の違うサスペンスで、
2024年に初見したドラマでした。
面白い「対象」を見かけると、PCのメモ帳にあれこれつらつらと
気になった点を羅列するクセがありますが、今回もやっていました。
超長いので、太字以外は読み飛ばしてもOKです。
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永塚理絵 松尾嘉代
八木とき子 南田洋子 子供・章太郎くん誘拐される 旧姓本多
深尾静男 名古屋章 国会議員 文部政務次官
岡村しのぶ 佐藤万理
島原勇 長門裕之
原作 斉藤栄「運命の死角」より(広済出版社刊)
脚本 佐々木守
監督 真船禎
35年目の亡霊 学童疎開殺人事件
アメリカ語のラジオ
女性漫画家
当時は大東亜戦争って言ったけどね
♪ つぎの世を 背負ふべき身ぞ たくましく
正しくのびよ 里にうつりて ♪
美代子 私の姉
静岡県の山の村に疎開した
手旗信号の記号「されました ほかにほんだとひろあきとひさまつ」
当時12歳
友情出演 斉藤栄
「防衛庁」の入口
よしかわひろあき 防衛庁への備品納入
アメリカ国歌 ラジオ終了の合図?
英明塾塾長 久松忠義 浴槽で死亡 天誅の赤い文字
ピンクダイヤ 裏口で待ってる者に渡せ
裏口には伝書鳩 4,5日前に1億5000万で購入
目付きの悪い人々(=刑事w)に付けられてる
鳩を飛ばす
吉川弘明殺される
明治神宮 鳥居の菊の御紋のアップ
境内に遺体が
花屋敷小学校の同窓会名簿
静岡の桂園寺
政界にコネ いい金づる
坊や無事帰る
ここから12~13キロ
西は石神井 保谷 東は葛飾 北は浦和 南は目黒
S.F 391-2801
橋本さんが三人目
一本の芋を取り合って半殺し
ひもじくてマーキュロ飲んだり絵の具を食べたり
トンボカエルトカゲ食べる
文部大臣が学童に寄せた文章、今でも覚えてる
大きな家庭 道場 塾 小さな軍隊です
この生活に恵まれたことを誇りに後世に残る疎開生活を
疎開先の教師たちは東京の親から送ってきた食料を食べていた
親に出す手紙を検閲
一番可愛くて人気
病気じゃなくて川で溺れて亡くなっていた
共同経営していて追い出された松岡
背中刺されて死亡
ドラえもんのうた
尋常小学校でした 二年のとき国民学校に変わった
劇画で
もち米で出来てると噂でおはじきをかじった
♪ 勝ちぬく僕等少国民 天皇陛下の御為に
死ねと教えた父母の 赤い血潮を受けついで
心に決死の白襷 かけて勇んで突撃だ ♪ 歌唱:南田洋子
みんなお国のため みんな天皇陛下のためだったわ
八木とき子が殺された!?
ホテルで
新幹線 戦闘機? 遠鉄和町バス停 桂園寺
♪ 勝ちぬく僕等少国民 天皇陛下の御為に
死ねと教えた父母の ♪ 歌唱:長門裕之
美代子さんを死なせたのは私です
SF=岡野京子 女性アリバイあり 深尾の情婦
国会議事堂のトップをアップ
名古屋章 山谷初男
到来もんのキャビアでもどうか?
寺男の浜里が美代子に目をつけていた
砂糖とさつまいもで三人を誘った
打ちあけて死ぬつもりと言われる
二人で川に飛び込むつもりが、腕を振りほどいたせいで
美代子だけが川に
右離れ立ち葵紋のアップ
深尾宅に招かれる 雲板があの葵紋
寺の紋がしつこく4度もアップに
防衛庁に刑事が入館
日の丸をバックに防衛大臣(「ボクラ少国民・シリーズ」山中恒)
「新大興商事の吉川への売り込みには配慮しろと深尾が」
名古屋で深尾家の養子になる前に浜里
深尾家へ刑事が
深尾、シェパードの調教
浜里静男 昭和19年当時 寺男
根室「手錠は控えさせて頂きます」
永塚理絵さんを呼んでくれ 彼女立ち会いのもとで
何もかも話すと三人が脅迫 教育問題に強い政治家としては致命的
日本全体が異常だった 違う違う いつ赤紙が来るのか
戦後のほほんと育ったお前らにわかるか!
そうかもしれません。でもわかることがあります
(ひもじい子どもたちを)食べ物で釣った。
そして私の姉を・・・それは人間として絶対にやってはならないこと
ではないのでしょうか
戦闘機の音
川にピンクの花束
私も姉のことを忘れていました。でもあなただけは35年間ずっと
てぃくびまで見える無駄なベッドシーンw
♪かおりも高い たちばなを 積んだお船が いま帰る
君の仰せをかしこみて 万里の海を まっしぐら
いま帰る 田道間守(たじまもり)田道間守
(田道間守=和菓子の神様)
おわさぬ君の みささぎに
泣いて帰らぬ まごころよ♪
が流れるなか組んずほぐれず(笑)
島原勇、入水自殺 姉と二人並んだような幻影
疎開の漫画は私には描けない
美内すずえ先生とサイン会
ハローララベルの歌
周りを囲む子供たちを見ながら
♪勝ちぬく僕等少国民
天皇陛下の御為に
死ねと教へた父母の
赤い血潮を受けついで
心に決死の白襷
かけて勇んで突撃だ
サイン会から退室 たぶん丸紅ビルから
皇居を眺める主人公
3.
僕等の身体に込めてある
弾は肉弾大和魂
不沈を誇る敵艦も
一発必中体当たり
見事轟沈させて見る
飛行機位は何のその
4.
今日増産の帰り道
みんなで摘んだ花束を
英霊室に供へたら
次は君等だわかったか
しっかりやれよたのんだと
胸にひびいた神の声
列車を追いかけて手を振る姉の姿を思い出す
5.
後に続くよ僕達が
君は海軍予科練に
僕は陸軍若鷲に
やがて大空飛び越えて
敵の本土の空高く
日の丸の旗立てるのだ ♪
最後尾の車両から流れる二本の線路を映すエンドクレジット
音楽 宮川泰とエースファイブ
合唱 音羽ゆりかご会
資料提供 山中恒
制作 朝日放送 東通企画
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♪~♪の部分は歌詞です。
子供たちがハツラツと、戦争を体験したであろう女優が後ろを向いたまま、
最後は涙声になりながら歌っていました。
(実際の夫婦に同じ歌を歌わせたことに何らかの裏の裏があるのか?)
戦時中の闇を描く作品で明治神宮の菊の御紋をアップにするというのは、
つまりそういうことを訴えたいんだとわかりますが、それ以上に何度も
しつこく晒されていたのが、疎開先の寺の紋「右離れ立ち葵紋」でした。
さらに旧姓ですが「本多」も登場しています。
これって偶然なんでしょうか?いつもの妄想脳はビビッと反応しました。
これは一種の告発で、まさかのありえない話ですが「ほんだ」が
①天皇以上の戦争責任を持ってるってことを無言で暗示してるってことは?
②戦犯=これ以上ない罪を被せることで「ほんだ」の持つ神通力を無効に?
「わけわからん」発想の暴走列車ですが、ここは個人的勝手なブログなんで
お許しを。最初は葵紋=徳川の戦争責任?と思っていましたが「ほんだ」に
気づいて方向展開しました。そして①を妄想していたら、記事のタイトルの
ように海外の諸国と戦争してるのと同時進行で、幾千万の庶民とは無関係な
国内でのシビル・ウォーも行われていたのでは?そして戦後処理された
「ほんだ」という②にたどり着きました。ナゾのオカシナ脳内回路で・・・
なぜかマジカルの本陣に見えてしまう善光寺 そこにも「ほんだ」
あまりに妄想が過ぎると思いますが「なぜあんな何度もしつこく」
「右離れ立ち葵紋(+こっそり本多)」が描かれたのか、僕には
単なるなにげない描写には思えませんでした。
てぃくびまで見える無駄なベッドシーンw
この時代のドラマの、視聴率アップのための手っ取り早い手段でしたが、
内容を鑑みても「どう見ても余計なシーン」でした。それと同時に
平成時代の戦争を描くドラマのことを思い浮かべていました。
その時代になると「スケベシーンドーピング」が禁止されたのか、
めったに見かけなくなっていました。でもしかし僕が見たふたつくらい?の
終戦記念日あたりの反戦ドラマでは、そこそこ濃密なシーンが差し込まれて
いました(そんなかすかな記憶が・・・)
反戦や戦争の悲惨さを訴えるドラマで「ムダに集中力を散らしたいの?」
と思っていましたが、実は昨日今日じゃなくて1980年頃からこっそりと
反戦勢力を挫こうと蠢く、裏側の人々が存在していた・・・?
でも、その程度の目眩ましで塵のように消えてしまう反戦の思いなんて
そもそも「無意味」ってことかもしれませんね。
ラストにまとめると「松尾嘉代って魅力的だなあ」(笑)
人間として血の通ってる ✕ 硬質で不動な威厳を兼ね備えてますよね。
色っぽい妖しさで魅了するタイプはありふれてますが、
妙に生真面目な「真剣勝負」って佇まいとの、不思議な同時進行は
とても稀有で美しいと思います。
「好戦 ✕ 反戦」
普通だったらどっちかに向かえば大丈夫そうなのに、どっちつかずで歩いて
いかなきゃならないのは、「神の」を自称する「国」の宿命なのかいな?
「明晰なユダヤ ✕ 優しい大陸アジア」どっちつかずじゃなくて、第三の道を
提示してた金井南龍が好みな自分としては「戦争どっちつかず」を否定して
見えない?存在しないかもしれない?「ウォー IN THE 戦争 IN THE WAR」
そんな「第三の道」があるなら歩いてみたいな・・・素人には無理か(笑)