2024/05/09

プロフェッショナル(すぎる)・ヘタウマの流儀

超ご高齢の女王陛下が「コロナ大変だけど、みんな頑張りなさいね」
的なビデオメッセージを発表した時、それを観た誰かが、
たぶん日本の人が「完璧なライティングの動画 それと比べてw」と
苦笑のツイートをしていた。

比べられて苦笑されたのは当時の総理(そのスタッフ)だった。
確かに「ケータイで撮っても、もっとマシな映像になるのでは・・・」
と思うような、ボンヤリ薄暗い映像で画質もザラついてみえた。
どこか狭い部屋?みたいな場所からいつもながらの情けない表情で
心のこもっていない棒読みメッセージを送っていたのを笑っていた
んだろう。

だけどあの映像こそ、この人物を「人気モノ風にしてるのでは?」
若干感動しながら僕はそう考えていた。
あれを見て「アベさん!どうかコロナから私たちを救って!」
とすがりつく人はいないだろう。威厳あるエリザベス動画は
下手すると王族自体が失敗の「泥」をかぶる危険をはらんでるけど、
対称的にアベプロちゃんは極めて巧妙にその責任を回避していた。
「のれんに腕押し・ヌカにクギ」なアキラメ気分を視聴者(国民)に
与えることにも成功していた。
だけどアベちゃんクラスターは絶大な権力を保持したまま、
それを手放すつもりはさらさら無い「無責任なのにやりたい放題」
そんな無敵の人に憧れてたのが、いわゆる安倍信者って人々だった?
なんて妄想しながら「この内閣の奴らって薄汚えなあ」と思うより、
そのきめ細かい「緻密さ」に軽い感動を覚えてた。

今思い返すと、そういう意味でも、理論的に間違ってるかもだけど、
巧妙な彼らが「裏返してひっくり返したユダヤ人」って気がしてきた、
なんとなくイメージするいわゆる「ユダヤ」の点対称のネガポジに
見えてきました、というのが今回の記事でございます。
以前書いた(そして消しちゃった)記事で「同族嫌悪」と書いたのは、
100%の完璧さでライティングされてない 
プロによってあえて下手くそに撮影された
あの動画のことを思い出したからでもあります。