2023/10/16

和差別積商(無知な田舎者、初めてのお伊勢参り)

部落って言葉はこっちではいわゆる集落のことで、
「うちの部落は、昔むかし年貢に取られないように
隠れ里のようにこっそりコメを作ってたらしいw」
みたいな使い方をするんですが、全国ニュースでも
なにげなく集落って意味で田舎の老人が口にして
NHKのアナウンサーが慌てたってウワサを聞いたことがあります。
頭文字を取って「B」とかいうらしいですが、それがネット発なのか
以前からなのかわかりません。

そんな色眼鏡でテレビジョンを見れば
彼ら彼女らの光と影の足跡が見えてくるのかも知れません。

その同じ画面から流れてくる「スクールカースト」って言葉
国民の階層化をチラチラ「CM」してるような現代日本です。

この華やかな芸能界+ACのCMはわかりやすい「一表現」で、
今まで下に見てたはずのマイノリティの「貴族化」的なことが
経済の停滞とともに始まっていて、それが最近ますます強化・
固定化されつつあるんじゃないか?他にも血脈で続いている系の
差別されてたマイノリティたちが、なぜかそろって

「グレンとひっくり返る」?

これって日月神示のひとつの解釈にならないだろうか?
なんて妄想していました。
お公家さんトリーとか小馬鹿にしてスイマセンって感じですが、
あの企業の流行最先端な秀逸なコマーシャルメッセージは
そういう裏メッセージすら発布してるように最近は見えることがあります。
(「上前をはねる」って言葉も浮かんできますが「まさか」ですよね?)



部落で思い出す印象的な、ほぼ初めての経験は、
初めて伊勢神宮に参拝した日の早朝です。駅前で深夜バスを降りて
寝惚けまなこでそこら辺をフラフラしてたら、何かの標語が書いてある
10mくらいの塔のような看板がありました。読んだ直後は「?」でしたが、
ピコンと「これがあの部落差別にたいする啓蒙?」と理解しました。
ストリートビューで伊勢の駅前を見ましたが、現在は無いようでした。
青森ではこういう啓蒙的な広報はあまりというか、ほぼ見たこと無いかな。
少なくとも駅前にこんな巨大なのは無いです。小学校の授業でも・・・
すでに時間が経ちすぎて忘れただけでしょうか。
強烈な差別=バーチャルなのはラッキーだと考えてもいいんでしょうが、
10年以上前の2~5ちゃんねるで
「東北には部落がない。なぜなら東北自体が部落だからw」とか
書かれていても、悪口なのは理解できるのに怒り方がわからない
そんなモヤモヤだけが残りました。

世代を超えてかなり長い間、差別され続けた血脈もいるはずですが、
現在起きてるかもしれないカーストの隆起陥没が僥倖ではなくて、
そんな人たちに対する、まるで「数式」のように見えてしまうのは、
僕がそういう差別の痛みを想像せずに生活してこれたからでしょう。