2021/02/07

クモの巣を客観的に見たい系でーす(www)

「www」

ワールドワイドウェブの略ですね。
陰謀論的には「666に変換できる~」とか有名ですが、
そっちはそっち系が好きな方々に任せて、このブログでは、
文字通り「全世界に広がるクモの巣」について書いてみます。

クモの巣を構成してるのは、餌になる虫なんかが引っかかる
「ネバネバした糸」
もうひとつは、クモ自身が自由に移動するための
「くっつかない足場になる糸」
ざっくり言うとこの2種類で出来てるそうです。

ネットは本当に素晴らしくて恐ろしいモノで、色んな「情報」が
引っかかってますが、それとゲットするのと同時にネットユーザーの
ほとんどは、知らずしらずのうちにネバネバの糸にライトに絡め取られて、
様々な好き嫌いなどマーケティングに役立つデータ、個人情報を
ネットスパイダーにチューチュー吸い取られているのは、
しょうがない事実です。

粘った糸に触れるのはその程度で充分なのに、
たとえば、バイデンの前の大統領支持者なんかは、
世界の裏に隠されている(のにネットの表面に置いてある、笑)
「極秘情報」と呼ばれるモノを探し求めてる間に、
ネバネバしてる糸に絡まって動きが取れなくなってるように見えます。
個人情報どころか、そのうち人間まるごとをネットに吸い取られそうな
勢いです。ジタバタと藻掻けば、クモの巣は多少揺れるでしょうが、
それを社会の変革だと思うのは、たぶん勘違いだと思います。
逆に藻掻きすぎて「クモの巣を壊す」=社会の分断・カルト的密室化に
見えてきます。あくまで歩くのは足場の糸だけで、そこをスムーズに歩いて
情報をゲットしてこそ、有益に使えるのがインターネットだと
僕個人は思っています。
ネットを通じた感情のやり取りも存在しますが
「丸ごと全部は預けたくない」
ネットという存在を
「そんなに信用したくない」という気持ちもあります。
(もともと猜疑心が強い人間なので、笑)

金井南龍の大ファンなんで、今回も取り上げます。
白山ククリヒメの眷属が金蜘蛛と知った時に、やっぱり思い浮かんだのは
「ワールドワイドウェブ」の事でした。
眷属の蜘蛛たちが世界中にウェブを張り巡らせてるのでは?なんて
妄想したわけです。世界中を「結ぶ」から「ククリ」ってワードが
連想できることも面白いと思います。
南龍氏はさらにパワーアップするために「ククノチの神に接近する」
みたいなことも言ってたそうですが、ネットがククリヒメなら それに繋がる
「コンピュータ≒ククノチの眷属?」なんてさらなる連想も。
彼によれば「単なる木の神じゃなくて知識・知恵の神」らしいので。

ここで神々の世界から現実の世界に戻って。
細い山道をチャリンコで走ってると「うわっ」って感じで
不快な思いをすることがあります。
クモの巣が張ってあるのに気づかず突っ込んで、
顔面に干からびた虫・虫・虫!って状態になる時です。
ホントにイラつきますがワールドワイドウェブだって同じようなもんかも
しれませんよね。無数の干からびたストレスの残骸がぶら下がってます。
この流行病で更に増えました。

確かに無数の虫が引っかかってるクモの巣ですが、自然の中では
ごく一部分に張ってあるだけで、ほとんどの虫はクモの巣と接触しない方が、
より幸せに?生きています。
人間ほど巨大じゃなくても、そこそこの大きさの生き物だったらら
引っかかるどころかクモの巣くらいなら突き破って通り抜けられます。
だからインターネットに関しても「www」というクモの巣に引っかかるほど
「些細なモノ」と、客観的に見ることも必要なのかもしれませんね。
そんな連想をしたまま、再び南龍氏に戻ると、
白山ククリヒメは強大な神であると同時に「神と人間を結ぶ役割」を
担ってるらしいです。そんなありがたい神様らしいですが、
僕が顔面で受け止めた現実のクモの巣と同じように
「神と人を分かつのもククリヒメ?」なんて、さらなる妄想も
浮かんできます。引っかかった虫さんはクモの巣の“向こう”に行けなかった
虫さんですから。

そんな妄想をクモじゃなくて、別の生き物が教えてくれました。