してますが、この稀有な存在って「ひとり太平洋戦争」なのでは?
という妄想の記事です。
身も蓋もない解釈ですがぶっちゃければ
(欧米の)パクリ+日本人好みのメロディの渾然一体が
彼の神業だったわけですが、それって「太平洋戦争みたいなもんじゃん」
と思ったんですよね。
彼を天皇に例えた記事も発表しましたが、てんのーの戦争責任じゃないけど
彼なりに戦争を総括した結果が、あのカラフルなメロディたちだった?
その結実が「戦争を忘れちゃった子どもたち」に届けられたのが
なんだかとても面白いと思いました。
今ではすました顔してますが、ハッキリ言えば
海外の曲をパクりまくってまくって現在のJPOPが出来上がったわけです。
80年代は「サビ」イコール「英語」って時代でしたが、
最近は日本回帰なサビが多くなってます。それでも必死で聴いてても
「何言ってんだかワカンネw」って曲だらけなのは
洋楽エッセンスが多分に含まれてるせいかもしれませんよ?
邦楽がそんな経緯をたどるなか、筒美京平が燦然と輝けたのは
彼だけが見事に「大東亜(戦争)」に完璧に背を向けることが出来たから?
魔方陣に例えれば、太平洋(の向こう)ー「彼」ー大東亜という
そのセントラルにいたわけじゃないでしょうが、間違いなくまっすぐな
直線ライン上で、180度大東亜に背を向けてまっすぐに太平洋の向こうを
直視することができたから?
そんな「ひとり太平洋戦争」と
「さよならアメリカ さよならニッポン」関係者が
戦争の匂いがほぼ消え去った80年代の音を制覇したって
なんだかとても面白いと思います。
「いいとこの子」って言葉は多少のディスりも含まれていそうですが、
このゴールデンコンビはそんな幼少期を送ってそうなイメージです。
若い娘っこの服を(脱がせたかったり)脱がさなかったりの80年代は
もっとオゲレツな時代になってもおかしくなかったと思いますが、
このコンビのおかげでその傾向を幾分かは押し留めることが出来たのでは
ないのでしょうか。
なんでこんな記事を書いてんのか、自分でもわかりませんが(笑)
たぶんおそらく今年2024年最後の記事でしょう、ってことで
読者の皆さま「😄良いお年を😄」