2022/11/04

プリズムな視線で日本雛形論(曽爾ーと松ソニック)

 「日本は世界の雛形なんだ」→「だからエライんだ。スゴイんだ」

って単純明快に自画自賛してる人もいるんでしょうが、
僕は雛形論を考える時、松ソニックと曽爾ーの逸話を思い出します。

「うちには東京に研究所がありまんねん」
関西弁が間違ってそうですが、関西にある家電メーカーの人が
そんな事を言ってたそうです。
(ちなみに東京の研究所=曽爾ーって笑い話です)

もうひとつの話は、ある評論家が
「あの電機メーカーってまるでモルモットだな」と言ったそうですが、
そう言われた会社はあえて金のモルモット(生物じゃなくて置物)を飾って
自分たちの開拓者精神を誇ったそうです。

悪い意味でのコントラストって感じですが、
もともと日本はパクリに「甘い」というか、
それを上手に昇華させる文化を持ってるってどこかで聞いた気がします。
ふたつ存在してるのが正しい?日本風なのかもしれませんが、
意地悪くふたつ並べたのは「日本は!ソニーは!スゴイ!」って
言いたいからじゃありません。
今回これを書こうと思ったのはマイナス、じゃなくて
マイなんとかカードのゴリ押しを見たからです。
様々なプライバシーがスケスケ、セキュリティも今一つ信用できない、
だけどギョーセーの粛々妖怪の手練手管によって、ゆっくりだけど確実に
その「包囲網」は狭まっていくんでしょう。

それを今回の記事のタイトルにスライドさせれば、
ソニーが日本(雛形論)
パナソニック(松下電器)がそれに習う(倣う)世界の国々
って見方も可能なのでは?と個人的に考えています。
つまり「雛形とはモルモットの一面も隠し持っているのでは?」
というのが今回の記事で言いたいことです。
さらにこれを人類あこがれの「弥勒の世」に向かう「通り道」と
考えてはいけないんでしょうか?

僕の想像するその理想世界では
「カードの情報?どんなに見られても平気なんです、
それどころかプライバシーだって大丈夫!(笑)
一片の曇りもない水晶スピリットの私ですから・・・」
そんな純粋無垢な人類しか存在してないように思います。

世界情勢をチラ見すれば、近未来の超絶管理社会はなんとなく
予想が付きますが、その息苦しい世の中が弥勒の世へ向かうための
仕方ない「通り道」?あるいは通り過ぎることの出来ない、
逆にその管理によって維持される完璧世界が弥勒の世?なんて
マイナカ、じゃなくてマイナス思考全開で眺めています。

これも日本雛形論の一環と考えれば、抗うことの出来ない

逆に世界の注目を集める、神聖なる社会実験なのかもしれません。

チャイナモルモットに、負けられない社会実験がココにある・・・

なんつって!w

中国で思い出しましたが、世界で唯一「パナソニック」じゃないのが
中国らしいですね。パナソニックで登録しようとしたら、漢字の国なんで
アルファベットも漢字変換されてしまった。そしたら「ソニーに負ける」
って意味の文字列になっちゃったので、仕方なく中国だけ「松下電器」
そんな話(噂話?)を聞いた記憶があります。
そもそもソニーって会社が無かったら、パナソニックなんてネーミングに
しなかったと思っています。うっすらと関西のマジカル的な気配も漂う?
この「ぱなソニっく」というお名前でございます。

大切な名前をパクったことによって起こった悲喜劇で今回の記事を
終わります。